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定期ゼミレポート Vol.5

5日後に控えたホールでの🔗録画本番。良い機会なので、特別非公開企画としてOnlineリハーサルをやってみた。

Online本番には Onlineリハーサル!

本番前あるある…
対面の本番前に、誰でも次のような経験をしたことがあるはず。“直前のレッスンでは弾けてたのに、リハーサルで急に弾けなくなった…💦  実は、録画本番でも全く同じことが起こる。原因の半分は、環境変化による心理的プレッシャー。レッスンでよくある「あの~~、家では弾けてたのですが…(´;ω;`)ウゥゥ」という、アレと同じ(笑)。

録画本番の落とし穴
対面と録画、本番の最も大きな違いは観客の有無。観客がいない分、録画の方が楽だろう…という考えは、大怪我をするのでまず捨てた方が良い(笑)。🎥と🎤が至近距離に設置される感覚は、視力聴力抜群のお客様にピアノの周りをグルリと囲まれるそれに等しい。そして、演奏が消えずに残ることに対するプレッシャーの重さは、想像をはるかに超える。因みに、Webコンサートのテイク数は3回まで。編集による修正やカットはしない。そのくらいの負荷を課してこそ、意味のあるWebコンサートになるわけだ。

…で、予想通り、最後のレッスンで聴いた演奏とは別物…を色々聴かせてもらった…( ̄▽ ̄;)。やっておいて良かった…(笑)。健闘を祈る( ̄- ̄)ゞ。

生演奏の通信事情

今回もう一つたしかめたかったこと。それは、生演奏の配信状態。受信状態が、相手によってどのくらい違うか?とうこと。これは、一対一のレッスンではわかり難いので、複数の人が集まった状態でモニタリングしてみたかった。

楽器の受信音
まず、全体的な受信音量
は、人によって大差はなく良好。これは、メンバーのシステム・機材の扱い慣れの賜物だろう。経験は宝!
音質についても所感は共通していて、
良い状態の部分と急激に音質が変わる(落ちる)部分があるので、そのムラが解消されれば…” というもの。聴こえ方に大差はない。ただ、これは操作上の問題でなく、発信側の音響環境や楽器、機材、そして通信環境等複合的な原因によるものなので、容易に改善とはいき難い。

声の受信音
数名が集うと話し声の聞こえ方も、相当違うことが良くわかる。声に関しては、多くの専門家やマニアが、複数の🎤で音声を比較するなど情報発信をしているので、改善へのハードルは高くない。世相を反映して、安価で良質なコンデンサーマイクも簡単に手に入る。特にディスカッションやプレゼンを行うゼミでは、声の通信状態は大変重要。其々が、使用機材や接続方法を紹介し合い、良い情報交換の場になった。

音会議システムの作動
私が最も強く感じたのは、一対一のOnlineレッスンより会議システムの作動が重かったこと。演奏中の人を画面に固定表示しようと試みたが、この操作はフリーズを招き使えなかった。2人だとこれは起こらない。この辺り、今後のシステムの改善を期待したい。

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