レッスンの基本方針

創造力の育成を、最も大切にしています。音楽の答えは、決して一つではありません。型にはまった答えを一方的に教えるのでなく、しっかりとした基礎上に創意工夫を重ね、その人にしかできない唯一無二の表現を求めていくことが重要と考えます。

レッスンは常にオーダーメイド

生徒一人一人の個性を最大限に伸ばしていくために、レッスンは、常にオーダーメイドでなければなりません。ある症状に効く薬が人によって違うことがあるように、音楽おける問題解決の方法も人によって異なるのが常です。そのために指導者は、生徒をできる限りよく知ることを心がけ、たとえ小さな子供でも、一人の人間として正面から関わることが大切と考えています。

“なぜ?” が全ての出発点

進歩は、“なぜ?” と “解決” の積み重ね。楽譜には“なぜ?” がいっぱいです。それを一つ一つ解決していくのがレッスンです。はじめは手探りですが、自分の頭で考え、自分の足で歩いて見つけた答えは宝物。宝探しの冒険は、進めば進むほどもっと進んでみたくなる…。どこまでも、興味の尽きることがないのです。

作曲者と演奏者

クラシック音楽の最大の特徴、それは、作曲者と演奏者が、共同作業で音楽を創ることにあります。演奏者である私たちは、自分の表現を追求する一方で、常に、その作品を、一音一音精魂込めて作った人がいることを忘れてはなりません。作曲者と演奏者の権利義務のバランスが調和したところに、はじめて美しい音楽が生まれるのです。

指導者の役目

“生徒が自立した音楽家になるための手助けをする”、これが、指導者の究極の役目だと考えます。そのためには、結果を教えるのでなく、どうしたら自力で結果を導き出せるのか、その方法を教え、一人でできることをひとつづつ増やしていくことが大切です。人はひとりひとり違っています。その時には、遠回りをしてたくさんのことを考えたり、失敗することも必要でしょう。

豊かな人生への道標

レッスンを通してピアノが上手くなれば、それは嬉しいことです。でも、それは、もしかしたら表面的な喜びかもしれません。音楽という大きなものに挑むことで得られるもっと深い喜びとは、自分が人間としての成長していくこと。教養を深め、感性が鋭くなっていくことで、人は “自信” を持てるようになります。それによって、毎日を心豊かに過ごせるようになったなら、それこそが本当の大成功。日々のレッスンがその道標になってくれることを、いつも切に願っています。

 
 
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